低血糖

糖尿病になって、インスリン注射や薬で治療している人にとって、避けては通れない道・・・

低血糖！

低血糖とは、血糖値が下がり過ぎて、体が以上をきたす事です。

普通の糖尿病では無い人は、血糖値が８０～１４０位に自然に保たれています。

しかし、糖尿病でインスリンを注射、薬等で外部からコントロールしようとすると、血糖値は上がり過ぎたり、下がり過ぎたりします。

普通の人は、低くても８０位なのに、血糖コントロールによって、７０、６０さらに５０以下に下がると・・・・？

この症状は人によります。個人差もあります。

●冷や汗が出る

●体が震える

●頭がもうろうとしてくる

●目の前に残像がみえる

等の症状が出ます。

こんな時はつかさず、糖分を取ります。

続きは、低血糖の対処法　で

インスリンとは？

インスリンとは？

糖尿病とインスリンは、深い関係にあります。

インスリンは体の膵臓（すいぞう）から出てくるホルモンの一種です。

腸から吸収した、糖分が血液に流れて、その糖分を分解して、エネルギーに変えるのが、インスリンです。

糖尿病になると、そのインスリンが効きにくかったり、体から出なかったりで、血液中の糖分が分解されず、血糖値が高くなってしまうのです。

病院に行くと、インスリンの効きを良くする薬や、インスリンの分泌を良くする薬、インスリン自体を直接注射するインスリンペン等を処方してもらいます。

HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）とは

HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）とは・・・

糖尿病で病院に行くと、必ずする血液検査の項目で、HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）があります。

HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）を検査すると、過去３ヶ月の血糖値の平均がわかるのです。

普通の人	～5.9
糖尿病の人	6～
かなりひどい糖尿病の人	7.5～

なので、病院の検査があるからといって、２、３日前から節制して、一時的に血糖コントロールしたとしても、このHbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）の検査で、過去３ヶ月の血糖値がわかってしまうので、一時しのぎのコントロールは無意味になります。

常日頃から普通に食事して、暴飲暴食はせずに（病気じゃない人といっしょです）適度な運動を心がけましょう。

それでもどうしても血糖コントロールが悪くなってしまったとしても、自分を責めずに、病院の先生に相談しましょう。

血糖コントロールが悪くてもそれなりに病院では対処法を考えてくれると思います。

決して悪い血糖を放置しないでくださいね！！